第614回(from Nagai to Urawamisono)
2011年 04月 27日
4/27(Wed)
周りからサッカー好きだとよく言われるけど、実はちょっと違う。
僕がこよなく愛しているのは、サッカーではなく「Jリーグ」。 小生の出身大学が埼玉という立地上の理由からJ開幕以来駒場に通い始め、19年間ずっと浦和サポーターを名乗っているんやけど、今こうして振り返ってみると、ほんまはサッカーでも浦和でもなく、「Jリーグ」がめっちゃ好きなんやなぁって思うねん。
(何故、ここでエセ関西弁?!)
3・11東日本大震災で当たり前の日常や幸せがすべて奪われてしまい、日本はまったく別世界に変わってしまった。
3・11は僕が歩んだ38年間の人生の中で最も衝撃的な出来事だったし、言葉では言い表せないくらい悲劇だった。
正直、大阪の街は3・11後も余震や原発被害に脅えることなくふつーに生活できたんやけど、被災地の惨状を想う度に心が痛み、悲しみに暮れ、不安に襲われ、眠れない日々が続き、自分に一体何ができるのか真剣に考え、そして何もできない無力な自分を憎み、そして泣いた。
同時に、生きていることのありがたさ、不自由ない暮らしのありがたさ、もっと具体的に言うと、朝起きて洗面台で顔を洗えることのありがたさに改めて気付かされた。
そんな中、行われた3月末の長居チャリティーマッチ。 海外組が集結した日本代表と対戦したのは、ニュージーランドではなく、Jリーグ選抜。 僕が応援したのは、もちろんレッズやベガルタやアントラーズのいるJリーグ選抜。 試合当日、レッズのユニを2枚重ね、その上に「がんばろうニッポン サッカーファミリーのチカラをひとつに!」のメッセージが込められたチャリティー用代表ユニを着て、その上にベガルタのTシャツを着て、さらにその上に震災後Jリーグが掲げた素晴らしいスローガン「TEAM AS ONE -チカラをひとつに- 」のメッセージが入ったTシャツを着て観戦した。 「どんだけ重ね着しとんねん、我ぇ~!!」 この日僕が特に肩入れして応援した選手は、浦和から選出された選手たちや海外組の本田でもベーハセでも長友でも内田でもなく、Jリーグ選抜のKING KAZUや小野伸二や闘莉王でもない。 僕が心の底から応援していた選手は、被災地・仙台のリャン・ヨンギ選手と関口選手、そして鹿島のみつお選手、伊野波選手、新井場選手。 あの日以来、僕が浦和サポだとか、鹿島やトーキョーは嫌いだとか、そんなのどうでもよくなってしまった。
日本が大変な状況下に置かれた今だからこそ、ひとつにならなあかんって思いましたね。 チャリティーマッチにもかかわらず、試合中はワールドカップさながらの気迫溢れる全力プレーで真っ向勝負を挑み、試合後は敵味方一緒になって被災地復興を願う姿は、ほんまに素晴らしかった。 再びサッカーが観られることの喜び、そして、日本にJリーグがあることの喜びを噛みしめる度に、何度も泣けてきた。 私見やけど、この一戦におけるピッチ上の選手の一体感は、W杯南アフリカ大会以上だったと思う。 選手だけでなく、サポーター、スタッフ、その他チャリティーマッチに関わる人全員が、東北・関東の被災地のことを想い、サッカーで復興支援しようと皆が手を取り合い、心がひとつになっていた。 Jリーグのスローガン「TEAM AS ONE -チカラをひとつに- 」は、僕が長居スタジアムで観戦した時に肌で感じた想いがすべて詰まっている。 そして僕は気付いたんだよね。
僕は浦和サポではなくて、Jリーグのサポーターだということを。
4/24(Sun)
そんな理由でJ再開のこの日、僕はこの黄色いTシャツを着て埼スタに乗り込んだってわけよ!! 周りから「なんだ、その黄色いTシャツは!」「オマエはレイソルの回し者か!」など散々コケにされたけど、今宵の小生の告白を読んでこの幸せの黄色いTシャツの意味、少しは分かったっしょ?! 大震災後初、そして5ヶ月ぶりにやってきた埼玉スタジアム。 大阪から夜行バスで7時間半、そこからさらに電車に乗る時間を2時間半足して、約10時間かけて辿り着いた浦和美園駅。 3・11大震災直後は、当面の間Jリーグを観るのは無理やねと思っとったけど、こんなに早くJが再開し、埼スタに帰ってこれるとは夢にも思わなかった。 なので、黄色いTシャツを着て駅からスタジアムまでの長い道程を歩いている間、感激の嬉し涙があふれて止まらなかった。
ありがとう、Jリーグ。 僕はこれからも日本にJリーグがあることの喜びを噛みしめ、Jリーグへの感謝を片時も忘れることなく、サポーター人生を続けていきたいと思います。 あ~あ、めちゃめちゃ真面目な告白になってもうたぁ~!!
あかん!ほんまにあかんわ!!
俺のイメージ、丸潰れやぁ~!!
そんなわけで、最後はレディア人形とレディアの夢のコラボで今宵の告白終了(^-^) おちゃめなレディアくん、人形の手の動きにあわせてポーズを決めてくれはりました(^▽^) 「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE- 」
次回はいよいよベガルタホーム開幕戦・ユアスタ仙台からの告白
はるばる大阪から参戦します。
必ず勝ち点3を土産に持って帰ります( ̄▽ ̄)ノ ベガルタサポの皆様、よろしくお願いします。
さよなライオ~ンヾ( ̄▽ ̄)
周りからサッカー好きだとよく言われるけど、実はちょっと違う。
僕がこよなく愛しているのは、サッカーではなく「Jリーグ」。
(何故、ここでエセ関西弁?!)
3・11東日本大震災で当たり前の日常や幸せがすべて奪われてしまい、日本はまったく別世界に変わってしまった。
3・11は僕が歩んだ38年間の人生の中で最も衝撃的な出来事だったし、言葉では言い表せないくらい悲劇だった。
正直、大阪の街は3・11後も余震や原発被害に脅えることなくふつーに生活できたんやけど、被災地の惨状を想う度に心が痛み、悲しみに暮れ、不安に襲われ、眠れない日々が続き、自分に一体何ができるのか真剣に考え、そして何もできない無力な自分を憎み、そして泣いた。
同時に、生きていることのありがたさ、不自由ない暮らしのありがたさ、もっと具体的に言うと、朝起きて洗面台で顔を洗えることのありがたさに改めて気付かされた。
そんな中、行われた3月末の長居チャリティーマッチ。
日本が大変な状況下に置かれた今だからこそ、ひとつにならなあかんって思いましたね。
僕は浦和サポではなくて、Jリーグのサポーターだということを。
4/24(Sun)
そんな理由でJ再開のこの日、僕はこの黄色いTシャツを着て埼スタに乗り込んだってわけよ!!
ありがとう、Jリーグ。
あかん!ほんまにあかんわ!!
俺のイメージ、丸潰れやぁ~!!
そんなわけで、最後はレディア人形とレディアの夢のコラボで今宵の告白終了(^-^)
次回はいよいよベガルタホーム開幕戦・ユアスタ仙台からの告白
はるばる大阪から参戦します。
必ず勝ち点3を土産に持って帰ります( ̄▽ ̄)ノ
さよなライオ~ンヾ( ̄▽ ̄)
by miyaza-keane
| 2011-04-27 01:21
| 日本代表